君に逢う夢

「でね、あのさー・・・・って、サイファー聞いてる!?」 「・・・・」 女の無駄話しなんて聞いてらんねーっての・・・ 喫茶店で、適当に付き合ってる女と寄った。 俺は、空をぼーっと見ている・・・女はぺちゃうちゃと話す・・・ 「あー、そうサイファーって、女の子にめっちゃ冷たいんだよね、 もう別れよ!!」 「あーいーぜ・・・」 女は、大嫌いって言って、そのまんま、喫茶店を出て行った・・・ 「俺におごらせるきかよ・・・」 俺はそのまんま、お金を支払って、家に帰った。 高校生活最後の一ヶ月がやってきた。 俺、サイファー・アルマシーも、大学生になる日が刻々と近づいてきた。 そして、その夜奇妙な夢を見た。 それは、大学の図書館でとてもきれいな少女? いや、美少年に逢う夢を見た。 そいつはすっげー美人で、女かと思うほど美人だった。 細い腰にダークブラウンの髪、 そして、蒼灰色のブルーグレーの目・・・ それが、夢で、もう一回逢いたいと思った。 「大学なんてまだ行ったこともねーのに・・・・」 はぁーとタメ息をついて、制服に着替える 「この制服も、あと一ヶ月後にはおさらばなんだよなー・・・」 『サイファー、何やってるんだい、学校に遅れるよ!!!』 「わーってるって!」 一階から母が怒鳴ってきた。 「にしても、あいつ・・・・本当に美人だったな・・・ 逢いたいなー・・・けど、現実世界にはいねーんだろうな。」 はぁーとため息をついて、学校に向かった。 「サイファーおはようだもんよ!」 「サイファー、おはよう。」 「おう、風神、雷神!おはよ。」 教室についたら、風神と雷神が居た。 こいつ等は小さい時からずーっと仲よしで 大学は違うとこに行くけど いつまでも仲のいいやつ。 「サイファー、今日、俺たちのクラスに転校生が来るんだもんよ〜」 「はぁ?今の時期に転校生か?」 「そうだもんよ〜!」 「ふーん、もの好きもいるもんだな。」 「おーい、皆、席につきやー。」 先生(通称ゴリ)がクラスに入ってきた。 「今日は、皆に転校生を紹介すんでー」 え!?女!?とか、カッコイイ男の子がいい〜!! とかクラスのほとんどはきゃーと言ってる ま、俺はそんなもん興味ねーと思ってたが・・・・ 「入っておいでー」 ドアから、入ってきた転校生は・・・ 細い腰にダークブラウンの髪 そして、蒼灰色のブルーグレーの目・・・ そいつは夢に出てきたやつだった・・・ 「おまえは!!!!」 「なんだ?アルマシー、おまえの知り合いか?」 「夢に出てきた奴・・・・・」 俺はイスからいきおいよく、立ちあがって 転校生に指を指したまんまだった・・・ 周りのやつは、俺のこの大声でいっきに静かになった。 「・・・・俺は、アンタの夢になんて出てない・・・・」 ボソっと言った。 「あー、アルマシーいっぺん落ち着いて座れ。 じゃぁ、自己紹介してもらうな。」 「スコール・レオン・ハートです・・・よろしくおねがいします・・・」 「スコールは、親の事情で急に転校してきてん。あと、一ヶ月だけの3−4やけど皆、スコールと仲よーしてなー。」 女子はきゃ〜やったー!!とか言って 男子はガッカリして、でも友達になりたいといろいろ言っている。 「じゃぁ、席は、アルマシーの隣な。」 「・・・・・はい・・・」 俺の方を指さしてここな、ってゴリは言ってあいつは俺の隣になった。 (うひゃー本当に、これって現実?夢じゃねーよな??) 疑問符いっぱいで自分のほっぺをぎゅっとつねった 痛い・・・やっぱり現実だわ・・・・ (それにしても、近くでみると、めっさ美人だよなー・・・ なんかやべーめっちゃ心臓バクバク言ってるんすけど///// もう、なんかこれって恋だよな!?) 恋なんて、中学生以来してねーぞ・・・ 「さっきから、なんだよ・・・・」 「!!」 スコールがこっちを向いてそれは、不機嫌な顔で俺を見た・・・ 「いや、別になんもねーよ。」 「じゃぁ、ジロジロ見るな・・・・ボケ・・・」 「ボ、ボケ!?」 ボケって・・・・おい・・・・それはねーだろ・・・・ 口が悪いやつだな・・・ フン、と言って授業のノートをとるやつ・・・ なんか、すげーやつに惚れちまった・・・ そして、昼休み、俺は、あいつを屋上に呼び出した。 「なんのようだ・・・めんどくさい、さっさと用件を言え・・・」 「いや・・・だからその・・・」 俺はそう、今日はじめて逢ったやつ、 しかも男に告白することに・・・ 「・・・・・・」 「あのさ、俺おまえのこと好きだ!!付き合ってくれ!!!」 「は・・・?」 「いや、だから、付き合ってほしいと・・・」 「あんた、俺、男だぞ?」 「男でも、いいんだ!!付き合ってくれ!!」 俺の願いは届くのか!? 「・・・・あぁ、いいぜ・・・」 「え!?いいのか!!??」 「あぁ、いいよ・・・」 「やったー!!!」 俺はこの時、知らなかった・・・ こいつがどれだけ最低な奴か・・・ 二話へGO!! ―――――――――――――――――――――― 君に逢う夢、一話終わりました! って、二話目もあんのかよってはなしですよね? すみません、もう少しお付き合い、ください。 それにしても、サイファーはヘタレになりすぎていて、 スコールは最強になってるような・・・
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